石碑「大地震津波心得の記」(和歌山湯浅深専寺)
これぞ、石に刻まれた未来へのメッセージ!! 江戸時代の人が、「地震が起きたときにどう行動すれば良いのか?何を注意すればよいのか?」という教訓やアドバイスを未来に伝え残している・・そんな石碑があります。 和歌山県有田郡湯浅町にある深専寺(じんせんじ)の門前に建てられている石碑です。 下の写真、赤で囲んで部分です。 地震に関する石碑と言えば、震災で亡くなった人々の慰霊碑を思いつく人もいると思いますが、この石碑には地震の被害状況などの記録と避難方法、避難先が刻まれています。「地震が来たらこうしなさい」という過去から未来へのメッセージなのです。 (安政南海地震を伝え残す) 幕末の1854年(安政元年)…